温泉宿とtwitter③

2010 年 6 月 30 日

5月28日にアップルのタブレット型デバイス「iPad」が日本上陸した。
iPhoneをそのまま大きくした形状はもちろん、あの画面タッチの軽快な操作性も受け継がれている。
私も6月中旬には手に入れたが、本格的にはまだ使っていない。
理由は忙しいということもあるが、WEBでいえばFlash画面は見れないし、初期設定もまだ完全ではない。
それより個人的には、何より「重い」のが最大の欠点だと思う。これではアップルが言っている「どこでも気ままに持ち歩く」・・・というは、やはり無理。

そんなiPadだが、嬉しいこともあった。
私のtwitterのフォロワーで、いち早くiPadを手に入れた方から「貸切温泉どっとこむのページが凄く見やすいです。縦長の記事がiPadにピッタリです。」との事。
実際、私も見てみたらなるほどジャストサイズだった。
まるでiPad専用のコンテンツのように。

その私の個人twitterアカウントのフォロワーが、6月末でもうすぐ6000人を超えようとしている。
いろいろ実験した2ヶ月だったが、ひとつ確信できたのは、「温泉宿の新しい紹介のカタチ」が見えてきたことだ。
温泉がどうの、料理がどうの、施設がどうのと色々宿を紹介するにはある程度の文字数が必要。
ところがtwitterは、140文字の字数制限がある。
そこで、私は現地に宿泊取材をしている中で、記事に書けなかったエピソードネタを散りばめようと考えた。
するとみるみるURLのクリック率が上がった。
宿の魅力は何もハード面やサービスの内容だけではない。様々な人間がそこで働き、生きていることで様々な事が起きる。それをツイートすれば、それも温泉宿のもうひとつの一面だろうと考えたわけだ。
最近、脱線してしまう事もあるが、ようやく私なりのtwitterの生かし方を見つけたような気がした。
■大竹仁一twitter  http://twitter.com/jin_ohtake
■「貸切温泉どっとこむ」twitter  http://twitter.com/kashikiri_onsen

温泉宿とtwitter②

2010 年 5 月 30 日

私の個人アカウントだが、4月下旬に本格的にフォロワーを集めだして現在(1ヵ月後)3000人ほどに到達した。このペースなら8月中旬にも10000人突破も夢ではない。
やはり、単純に人が増えると楽しくなってくる。
フォロワーの方も様々だ。
単純に私の温泉、及び旅館うんちくに反応してくれる方、宿選び指南を請う方、そして、ただ相互フォローを求める方・・・など多岐に渡る。
twitterでつぶやいている人の職業も色々だ。
経営コンサルタント、投資コンサルタント、人材育成コンサルタント、意識改革コンサルタント・・・などコンサルだらけなのも面白い。
こんな仕事があったのかと、改めて勉強になったりして。

そして、ツイッターのセミナー開催の告知も多いのにも気付く。
ルールの改正でTLでの広告掲出が難しくなったが、それでもどこまでが広告なのかわかりにくく、線引きが難しい。
私の会社のある東京・渋谷の貸し会議室は、連日ツイッターセミナーが行われているようだ。iPadが発売されてアクセサリーと呼ばれる周辺機器がよく売れているように、ツイッターの周辺ビジネスも花盛りの様子。

私の仕事に関連すれば、温泉宿でのツイッターの使い方もこれから重要になってくる。宿のブログでは日常や宿泊プランなどの案内をしていたところ、(やはりオフィシャルなので)若干堅い表現になっている場合が多い。
その点、ツイッターでは女将、社長など実名を出してつぶやく。
ブログより、はるかにカジュアルな表現が多いのだ。これは宿に親近感を与えるという点では、ツイッターに軍配が上がる。
私が現在把握している宿ツイッターの形態は3タイプ。
ひとつ目はブログの延長で宿の様子をつぶやくもの。これは経営者ではなくスタッフが運営している場合が多い。
二つ目は、宿泊客を中心にコミュニケーションをとっているタイプ。リピーター客を増やすには有効なやり方かもしれない。
最後の三つ目は、前記のふたつをやりながら、外にフォロワーを集め、さらにはツイッター割引までやっている場合も。この形態は、女将さんら経営者ご自身がやられている事が多い。

その例をあげると、湯河原温泉の高級旅館「ふきや」の若女将のツイッターは盛り上がっている。彼女のフォロワーは2200人(2010年5月30日現在)。これからも増えそうだ。
そして、話を聞くとツイッターでやり取りするようになった方が最近、実際に宿泊に来られるようになったという。湯河原の「高級旅館」といえば、メインの顧客はやはり60歳代以上のご年配のお客が多かった。ところがツイッターを始めてから40代前後の働き盛りのビジネスマンの集客が増えたというのだ。若女将の天性の明るさがツイッターによって表現され、それが高級といった「高い敷居」を低くしてくれたおかげで、新しい客層を開拓できたいい例だろう。
※ふきや若女将twitter  http://twitter.com/fukiyawakaokami

ちなみに、宿名で公式アカウントを作り、もうひとつ経営者独自でアカウントを取るのもいいだろう。
実際、私の場合、個人のツイッターと「貸切温泉どっとこむ」ツイッターと2つ持っている。個人のツイッターはもちろん私が更新しているが、「貸切温泉」ツイッターは、私もたまに絡むこともあるが、基本的にスタッフが更新している。
私の個人ツイッターでは、「貸切温泉どっとこむ」ではレアすぎて(?)語れない事もつぶやいているのです。ヤバイ情報はすぐ削除できるようにしています(笑)。
このように硬軟使い分けるのも、twitterビジネス戦略に必要だと思うのです。

しかし、最近このブログがどういった方(旅館関係者か一般の方か)に読んでいただくように書いているか、分からなくなってきた(苦笑)。

■大竹仁一twitter  http://twitter.com/jin_ohtake
■「貸切温泉どっとこむ」twitter  http://twitter.com/kashikiri_onsen

温泉宿とtwitter

2010 年 4 月 30 日

私は、この4月にtwitterのアカウントを取得した。九州取材ツアーに出る直前だから4月9日になるだろうか。
しばらく2週間以上の間、取材ツアーの合間に少々「つぶやいていた」が、それはそれで面白いものと感じてた。
そして今週(4月26日)から、色々な検索サイトからフォローを増やすことをしてみた。要するにフォロワーを増やすためだ。結果、実質3日間で250人もの人たちにフォローしていただいた。
そして、何か今まで感じた事のない「楽しさ」を感じるようになった。
今まで何の縁もなかった人たちからのリフォローや、すでに始めていた旅館さんからのフォローなどが、なんとも楽しいのだ。
・・・これが今、私のtwitterに対する率直な感想。

全国の温泉旅館に、ITに関しての質問をされる身の私にとって、twitterは少し遅すぎた遭遇かもしれないが、この3日間でこの新しい情報伝達ツールの奥深さを感じることができた。
そして、この新しい「ITインフラ」を使うアイディアが私の頭の中に次々と浮かんできた・・・。

ふと、周辺を見渡してみると、今までの仕事を置いといて、「twitterセミナー」「twitter研究会」なるものを開催する、にわかコンサルタント(個人も会社も)が異常に増えてきた。メルマガを発行したりして、セミナー参加者を募り、そこで企業にtwitterを導入するためのコンサル契約を結ぶ手法なのだろう。

え?こんな単純で分かりやすいものを、お金を取って教える?正直、コンサルタント業のいやらしさを感じてはいるが、お金になればなんでもいいというわけか・・・。(最近の私の仕事もコンサル的な要素が多分に含んでいるので、あまり人のことは言えないが・・・。)

そのtwitterコンサルタントが、その力を誇示する元になっているのは、自分自身のtwitterアカウントのフォロワーの数。1万人、2万人ものフォロワーを集めた「実績」をバックに、フォロワーの集め方、このツールの将来性、可能性、そしてビジネスに応用する手法を伝授するというのが、主なセミナーの中身だろう。

私は、温泉旅館に関しては、常々、このブログにも何度か書いていたが、「じゃらん」や「楽天」などのエージェント(旅行代理店)への依存体質を改善しないと、いつまでたっても将来の希望が持てないと言ってきた。彼らはネットで宿名のキーワード広告を出して、直接予約のお客を横取りしているからだ。商道徳的にもおかしいということを、実はあまり旅館は気づいていないことも問題だが・・・。

しかし、このtwitterの登場によって、温泉旅館が「直販」できるような仕掛けが可能となった。今までyahooやGoogleなどの検索エンジンに頼り、SEO対策や、リスティング広告しか、公式HPへのアクセスを増やす方法が無かったのに、twitterがその役割の一部を担えそうだからだ。

実はこのことはすでにエージェント側も気づいているかもしれない。しかし、今のところ、彼らには打つ手は無いはず(将来のことは分からないが)。
私はtwitterコンサルタントやセミナー講師になる予定はないが、全国動き回っている場で(宿泊取材)、ご希望があれば旅館さんにマンツーマンでレクチャーしようと思っている。

twitterは、単なる情報伝達ツールではなく、これを上手く運用できた会社や個人が、ビジネスで結果を残せるということは確かだ。

twitterを3日やって限界を感じればリタイアすればいいし、3日やって可能性を感じたならどんどん前へ進めばいい。

これから増えてくるだろうな~、こんな人たち。ツイッター歌手、ツイッター弁護士、ツイッター小説家・・・。

■大竹仁一のtwitterアカウント http://twitter.com/jin_ohtake
■「貸切温泉どっとこむ」公式twitterアカウント http://twitter.com/kashikiri_onsen