私の個人アカウントだが、4月下旬に本格的にフォロワーを集めだして現在(1ヵ月後)3000人ほどに到達した。このペースなら8月中旬にも10000人突破も夢ではない。
やはり、単純に人が増えると楽しくなってくる。
フォロワーの方も様々だ。
単純に私の温泉、及び旅館うんちくに反応してくれる方、宿選び指南を請う方、そして、ただ相互フォローを求める方・・・など多岐に渡る。
twitterでつぶやいている人の職業も色々だ。
経営コンサルタント、投資コンサルタント、人材育成コンサルタント、意識改革コンサルタント・・・などコンサルだらけなのも面白い。
こんな仕事があったのかと、改めて勉強になったりして。
そして、ツイッターのセミナー開催の告知も多いのにも気付く。
ルールの改正でTLでの広告掲出が難しくなったが、それでもどこまでが広告なのかわかりにくく、線引きが難しい。
私の会社のある東京・渋谷の貸し会議室は、連日ツイッターセミナーが行われているようだ。iPadが発売されてアクセサリーと呼ばれる周辺機器がよく売れているように、ツイッターの周辺ビジネスも花盛りの様子。
私の仕事に関連すれば、温泉宿でのツイッターの使い方もこれから重要になってくる。宿のブログでは日常や宿泊プランなどの案内をしていたところ、(やはりオフィシャルなので)若干堅い表現になっている場合が多い。
その点、ツイッターでは女将、社長など実名を出してつぶやく。
ブログより、はるかにカジュアルな表現が多いのだ。これは宿に親近感を与えるという点では、ツイッターに軍配が上がる。
私が現在把握している宿ツイッターの形態は3タイプ。
ひとつ目はブログの延長で宿の様子をつぶやくもの。これは経営者ではなくスタッフが運営している場合が多い。
二つ目は、宿泊客を中心にコミュニケーションをとっているタイプ。リピーター客を増やすには有効なやり方かもしれない。
最後の三つ目は、前記のふたつをやりながら、外にフォロワーを集め、さらにはツイッター割引までやっている場合も。この形態は、女将さんら経営者ご自身がやられている事が多い。
その例をあげると、湯河原温泉の高級旅館「ふきや」の若女将のツイッターは盛り上がっている。彼女のフォロワーは2200人(2010年5月30日現在)。これからも増えそうだ。
そして、話を聞くとツイッターでやり取りするようになった方が最近、実際に宿泊に来られるようになったという。湯河原の「高級旅館」といえば、メインの顧客はやはり60歳代以上のご年配のお客が多かった。ところがツイッターを始めてから40代前後の働き盛りのビジネスマンの集客が増えたというのだ。若女将の天性の明るさがツイッターによって表現され、それが高級といった「高い敷居」を低くしてくれたおかげで、新しい客層を開拓できたいい例だろう。
※ふきや若女将twitter http://twitter.com/fukiyawakaokami
ちなみに、宿名で公式アカウントを作り、もうひとつ経営者独自でアカウントを取るのもいいだろう。
実際、私の場合、個人のツイッターと「貸切温泉どっとこむ」ツイッターと2つ持っている。個人のツイッターはもちろん私が更新しているが、「貸切温泉」ツイッターは、私もたまに絡むこともあるが、基本的にスタッフが更新している。
私の個人ツイッターでは、「貸切温泉どっとこむ」ではレアすぎて(?)語れない事もつぶやいているのです。ヤバイ情報はすぐ削除できるようにしています(笑)。
このように硬軟使い分けるのも、twitterビジネス戦略に必要だと思うのです。
しかし、最近このブログがどういった方(旅館関係者か一般の方か)に読んでいただくように書いているか、分からなくなってきた(苦笑)。
■大竹仁一twitter http://twitter.com/jin_ohtake
■「貸切温泉どっとこむ」twitter http://twitter.com/kashikiri_onsen