最近、日本と韓国の関係が悪い。
連日、そんなニュースが各種メディアで流れている。
テレビなどは、すぐに観光客の影響を探るとなると、東京・新大久保に取材に行ったり、韓国人に人気の温泉旅館に影響がないかと聞き、それが放送される。
分かりやすいと言えば、分かりやすいが、あまりにも画一的でどうかと思うのは私だけであろうか。
今回の事は、観光業界、宿泊施設側の視点で考えれば、これはまさに不可抗力と言えるだろう。
どんなに企業努力しようが、どんなに施設を充実させようが、国同士の関係がこじれれば、どうしようもない。
いまやニッポンの観光は、インバウンドなくしては、近々の売り上げはもちろん、将来の展望も見えてこない。
だからこそ、インバウンド対策も一国偏重主義ではなく、多方面で考えねばならないし、国内需要も見落としてはならない。
旅館・ホテルのホームページも、多言語化はもちろん必須で、それだけでなく、情報をあらゆる方面で拡散しなくてはならない。
それが周辺観光だったり、グルメだったり、イベントだったりと、施設だけでなく、広い範囲での情報流布の仕掛けが必要と言えよう。
そのツールとして、動画などを中心に展開していくのが、一番効率がいい。
なぜなら、SNSと動画は相性が良く、文字情報、静止画の情報と比べて、数千倍の伝達力があるからだ。
宝くじは、買わないと当たらない。
同じく、集客の仕掛けをしないことには、何も動かないということだ。