クルマ税制と旅行の因果関係

11月末に、私にとって驚くべきニュースを耳にした。

「2020年度以降に自動車関連税制の税体系を抜本的に見直し、走行距離に応じて課税する・・・。」

 

え?うそだろ?

それが、私の最初の感想。

 

何しろ、PCはもちろん、ドローンを含む撮影機材一式をクルマに積んで全国移動している私は、最低でも年間5万km以上は走るからだ。

地球1周分より多い計算だ。

 

政府側の言い分はおそらくこうだろう。

ガソリン車から、EVやハイブリッド車(HV)に移行している関係で、ガソリンから税が取りにくくなるし、排気量に応じた現在の自動車税制は、排ガスが出ないEVやHVからの課税はこれから減る一方。

さらには、都会でのカーシェアの普及により、クルマの保有による税制も見直しが必要。

 

他にも色々あるだろうが、そこで「走行距離から課税」というプランが出てきたようだ。

 

「走行距離」はネットの自動車保険では、当たり前なのだが、これは自己申告。

税も、性善説に基づく自己申告制にするのか、それともまた別な方法を考えるのか、不透明な点は多い。

 

冒頭に、私の感想を書いたが、よく考えてみると、もっと別な面で影響が出そうな気がする。

 

ここ数年、若者の「旅行離れ」が著しいと言われているが、それは若年層の「クルマ離れ」に起因しているところが大いにあると私は考えている。

 

インターネットが当たり前のインフラになり、情報を取得するスマホなどにお金を取られ、クルマまで手が回らないというわけだ。

 

そこで「走行距離に応じて課税」なんて実行されたら、旅行は行っても近場だけ。

遠出は避けて、旅行日数も減らす。

・・・そんな事が起こりそうな気がするのだ。

 

政府は、色々な影響がどれだけ出てくるか、できる限り精査して検討していただきたい。

 

数年前に、景気対策の一環で、高速道路1000円キャンペーンを実行したが、それによって運送業界で大切なインフラであった「フェリー航路」が、驚くべきスピードで消え去ったことがあった。

 

とにかく税制を改革する際は、あらゆる角度で検討してもらわなければならない。

温泉コムのサービスにご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォーム
施設名 *
代表者名 *
ご担当者
電話番号 *
メールアドレス *
ご興味あるサービス ※複数選択可(7件) *





下記個人情報の取扱いについて *
個人情報の取扱いについて

■ 個人情報の利用目的 ご入力いただき当社が取得した個人情報は、お問い合わせへの対応のために利用致します。

■ 個人情報の第三者提供について 本人の同意がある場合又は法令に基づく場合を除き、取得した個人情報を第三者に提供することはありません。

■ 個人情報の取扱いの委託について 取得した個人情報の取扱いの全部又は、一部を委託することはありません。

■ 開示対象個人情報の開示等および問い合わせ窓口について ご本人からの求めにより、当社が保有する開示対象個人情報の利用目的の通知・開示・訂正、追加又は削除・利用の停止、消去、第三者への提供の停止(「開示等」といいます。)に応じます。 開示等に応ずる窓口は、以下の「お問合せ先」をご覧下さい。

■個人情報を提供されることの任意性について 当社に個人情報を提供されるかどうかは任意によるものですが、必要な個人情報をいただけない場合、ご連絡等が行えない場合があります。

■ 本人が容易に認識できない方法による個人情報の取得 クッキーやウェブビーコン等を用いるなどして、本人が容易に認識できない方法による個人情報の取得は行っておりません。

■ 個人情報の安全管理措置について 取得した個人情報については、漏洩、減失またはき損の防止と是正、その他個人情報の安全管理のために必要かつ適切な措置を講じます。

■ 事業者の氏名または名称  温泉コム株式会社

■ 個人情報保護管理者  温泉コム株式会社 大竹仁一

■お問合せ先 温泉コム株式会社
〒192-0063 東京都八王子市元横山町 2-5-2 カルテットキャビン301
TEL:042-649-1781 受付時間10:00~18:00(土日祝日、年末年始を除く)FAX:042-649-1028 E-mail:info@onsencom.jp